┃相続コラム | |
近年の高齢社会を見据え相続法の大きな見直しが行われました。 相続コラムでは、相続に関連する最新のあらゆるトピックをお届けいたします。 税理士の視点から分かりやすく解説し皆様のお役に立つコラムにしてまいります。 |
こんにちは、横浜で安心な相続のお手伝いをしている税理士・公認会計士の佐々木彰です。
今回は令和5年3月7日に開催しましたエンディングノート作成セミナーで受けた質問の一部を紹介します(なお質問内容は個人情報保護の観点から一部変更しています)。
自分と同じ悩みがあるかもしれません。
ぜひご一読ください。
まだエンディングノートをお持ちでない人はTOS佐々木会計のエンディングノートをご利用ください(2種類のエンディングノートになっております)
1.エンディングノートは何歳から書けばいいのか?
エンディングノートは何歳から書いても構いません。
エンディングノートは自分の人生をいろんな点から思い返すためのものです。
そのため一度エンディングノートを書いた後に、自分の気持ちや状況が変わったのであれば書き直すことをおすすめします。
2.こどもにエンディングノートを書いてもらうというのはどうか?
自分だけでなく、自分のこどもにも書いてもらうというのもいいアイデアかもしれません。
こどもが親の思いや財産の状況を知らないのと同じように、親もこどもの思いや財産の状況を知らないのが普通です。
何かあったときのためにエンディングノートを残してもらうというのは、いざという時に役に立つはずです。
3.ネット銀行の場合にはどうするのか?
ネット銀行の場合はより注意が必要です。
なぜなら通常の銀行よりネット銀行の口座を持っているということが家族に気づかれにくいためです。
口座番号やID・パスワードを残すことや少なくともどのネット銀行を持っているか分かるように準備しておいてください。
4.デジタル上の情報についてはどうすれば良いのか?
デジタル上の情報を確認するためには、一般的にはIDとパスワードが必要となります。
また本人以外にID・パスワードを開示してくれるかは何とも言えません。
もし残された家族に渡したい・見せたいデジタルデータがあるのでしたら、しっかりとID等は残された方が良いと思います。
5.エンディングノートだけでなく遺言を書きたくなった。どうすれば良いのか?
遺言に興味を持たれることは非常に良いことです。
遺言があれば自分の財産を「だれ」に相続してほしいかという自分の思いを財産面から実現することができます。
詳しい流れは
「遺言書作成の流れ」(税理士法人TOS佐々木会計ホームページ)
に書いてありますのでご参考にしてください。
6.おわりに
今回はエンディングノート作成セミナーでの質問の一部を紹介いたしました。
セミナーに参加できなかったが詳しい話を聞きたいという方がいればご連絡ください。
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