┃相続コラム | |
近年の高齢社会を見据え相続法の大きな見直しが行われました。 相続コラムでは、相続に関連する最新のあらゆるトピックをお届けいたします。 税理士の視点から分かりやすく解説し皆様のお役に立つコラムにしてまいります。 |
こんにちは、横浜で安心な相続のお手伝いをしている、税理士・公認会計士の佐々木彰です。
今日は、「人生の最期にどのような感情を得たいのか」について話をしたいと思います。
エンディングノートとは、最期の時を迎えた際に自分自身や家族、友人に残したい思いや願望を記録した大切なものです。
しかし多くの人はエンディングノートを書くことから避けがちで、自分の最期を考えることに不安や恐れを感じています。
その不安や恐れを少しでもなくし、エンディングノートを書くことは必ず穏やかで満足した最期を迎えるための手助けになると確信してもらうために今回このテーマでコラムを書きました。
ぜひご覧ください。
まだエンディングノートをお持ちでない人はTOS佐々木会計のエンディングノートをご利用ください(2種類のエンディングノートになっております)
1.最期の感情を考えることの重要性
最期の感情とは、自分がどのように過ごし、どのような思い出を持ちたいかについて考えることで浮かんでくる気持ちです。
これは生涯を振り返り、後悔や未練を残さずに逝くために不可欠な要素です。
最期に「幸せだった」「家族と共にいた」「自分の夢を追求した」と感じたいのでしょうか?
それとも「何もしなかった」「孤独だった」「後悔だらけだった」という感情を望むでしょうか?
2.エンディングノートの役割
エンディングノートは、これらの感情や願望を記録し、実現するための計画を立てる手段として役立ちます。
具体的な願望やビジョン(生きている間にやり遂げたいこと)を書き留めることで、それらに向かって進む方針を明確にすることができます。
たとえば家族との和解を望む場合、エンディングノートに書くことで願望が明確になり、そのためのステップやコミュニケーションの方法を考え行動に移すことができます。
3.エンディングノートの書き方
エンディングノートの書き方は個人によって異なりますが次のようなステップで考えていくことをおすすめします。
(1)感情を整理する:最初に、自分が最期にどのような感情を得たいのかを考え、それを整理します。幸せ、満足、平和、愛情、感謝など、具体的な感情を挙げてみましょう。
(2)願望を記録する: 自分の願望や目標をエンディングノートに書き留めます。これらは個人的なものから家族や友人との関係に関するものまで何でも制限なく書いてください。
(3)計画を立てる: 願望や目標を実現するための具体的な計画を立てます。何から手を付けるのか、優先順位が重要になります。
(4)専門家や家族のアドバイスを受ける: エンディングノートの作成に関して不安や疑問がある場合、専門家のアドバイスを受けることを検討しましょう。また(3)で立てた計画を実行するために家族の力が必要になるかもしれません。
4.まとめ
エンディングノートは、最期の時を迎えた際に自分がどのような感情を得たいのかを明確にし、それを実現するための貴重なツールです。
最期に後悔や未練を残さず、満足と穏やかな感情をもたらす手助けとなるでしょう。
ぜひ、知識ゼロから始めて、自分の最期を想像し、計画する一歩を踏み出してみてください。
前のコラム | 次のコラム | |||
新年のご挨拶 | 終活や相続に不安がある人たちへ23 ~家族の未来を見据えた相続対策の重要性~ |
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
税理士法人 TOS佐々木会計
〒232-0051
横浜市南区井土ヶ谷上町21番16号
電話:045(741)3921