![]() |



こんにちは。横浜市南区井土ヶ谷で中小企業の後継者を支援している3代目税理士・公認会計士、佐々木彰です。
「毎日忙しい。社員も頑張っている。売上もゼロではない。
それなのに、なぜか会社にお金が残らない。」
この悩みは、多くの中小企業で共通しています。
社長が怠けているわけでも、社員の努力が足りないわけでもありません。
問題は、忙しさと利益がつながっていないことです。
忙しい会社が必ずしも儲かるわけではありません。
むしろ、忙しいのに利益が出にくい会社には、いくつかの共通点があります。
今回は、「忙しいのに儲からない状態」から抜け出すために、社長が見るべき3つの視点をわかりやすく整理します。
この記事でわかること
● 忙しいのに利益が残らない会社の原因
● 売上だけでは見えない本当の問題点
● 中小企業がすぐに取り組める改善の入口
この記事はこんな方におすすめです
● 売上はあるのに利益が残らない社長
● 現場が忙しすぎて疲弊している会社
● 自分ばかり忙しいと感じている経営者
● 後継者に引き継げる会社にしたい方
目次
1.忙しい会社ほど利益が出ない理由
売上が増えると、会社は良くなっているように見えます。
しかし現実には、売上増加と同時に次のようなことが起きます。
● 人手不足で残業が増える
● 安い仕事まで受けてしまう
● ミスや手戻りが増える
● 管理が追いつかない
● 社長の確認業務が増える
その結果、売上は増えても利益は増えず、社長だけがさらに忙しくなる状態になります。
つまり問題は、仕事量ではなく仕事の質と構造です。
2.視点① 売上ではなく“粗利”を見る
多くの会社は売上を見ています。
しかし本当に見るべきは、粗利(売上から原価を引いた利益)です。
たとえば、
● 100万円売れて粗利10万円の仕事
● 60万円売れて粗利25万円の仕事
この場合、売上が大きい前者より、後者のほうが会社には残ります。
忙しいのに儲からない会社は、売上重視で粗利を見ていないケースが非常に多いです。
最初に確認したいこと
● 商品ごとの粗利率
● 得意先ごとの採算
● 忙しい月ほど粗利が落ちていないか
数字を見るだけで、改善点が見えてきます。
3.視点② 忙しさを生む仕事を分ける
すべての仕事が良い仕事とは限りません。
会社を疲弊させる仕事には、次の特徴があります。
● 手間が多い
● クレームが多い
● 値引きが多い
● 突発対応が多い
● 社長確認が多い
このような仕事ばかり増えると、現場は疲れ、利益も残りません。
やるべきこと
仕事を次の3つに分けてみてください。
1.利益が出る仕事
2.将来につながる仕事
3.忙しいだけの仕事
この3番を減らすだけでも、会社はかなり変わります。
4.視点③ 社長しかできない仕事に集中する
社長が忙しい会社ほど、社長が“やらなくていい仕事”まで抱えていることがあります。
たとえば、
● 小さな確認作業
● 全案件の承認
● 現場トラブルの一次対応
● 細かな事務処理
これでは、社長が本来やるべき仕事に時間を使えません。
社長が集中すべき仕事
● 利益が出る方向性を決める
● 採用や幹部育成
● 重要顧客との関係づくり
● 投資判断
● 次世代への引き継ぎ準備
社長の時間の使い方が変わると、会社の未来が変わります。
5.まとめ:忙しさを減らすことが利益につながる
忙しいのに儲からない会社が見るべき3つの視点は、
1.売上ではなく粗利を見る
2.忙しさを生む仕事を分ける
3.社長しかできない仕事に集中する
会社を良くするために、さらに頑張る必要はないかもしれません。
むしろ、やめること・減らすこと・任せることが利益につながるケースは多いです。
忙しさに追われる経営から、数字と判断で前に進む経営へ変えていきましょう。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
〒232-0051
横浜市南区井土ヶ谷上町21番16号
電話:045(741)3921
|