こんにちは、横浜の税理士・公認会計士の佐々木彰です。

最近ＤＸが流行語になっていますが、なかなかＤＸが進まず困っている中小企業は多いかと思います。

これから少しでも中小企業のＤＸが進むように「導入しやすい」にフォーカスしたツールを紹介していきます。

今回はメールや電話に代わる連絡手段になりつつあるビジネスチャットについて紹介します。

ビジネスチャットはより気軽に相談できかつ時間を選ばないことから社内だけでなく社外との連絡に広く利用されるようになりました。

ＤＸのスタートとしてビジネスチャットからはじめてみませんか？

１．いままでの連絡手段の良いところと悪いところ

ビジネスチャットの説明の前にそもそもいままの連絡手段の良いところと悪いところを見ていきます。

個人の主観に影響されますが概ね上の表のようなものだと思います。

中小企業において特に「スピード」と「担当者の引継ぎの容易さ」ではないでしょうか。

社外との連絡ツールとしては、人数が限られており退職率も高い中小企業であればビジネスチャットは適しているのではないでしょうか。

また社内の連絡ツールとしてもメールより一体感を持ってコミュニケーションができるはずです。

２．ビジネスチャットの良いところ

それではメールとＦＡＸと比較してどの点でビジネスチャットは良いのか見ていきます。

ビジネスチャットは概ねメールやＦＡＸの上位互換のように考えてください。

ビジネスチャットは「いままで使ったことがないという不安」さえ乗り越えれば、メールやＦＡＸに代わる便利な連絡手段として活躍できるはずです。

次に電話と対面相談と比較してみます。

電話の「スピード」や対面相談の「打合せの進めやすさ」には劣りますが他の点ではビジネスチャットにメリットがあります。

コロナ禍のテレワーク環境下では電話や対面相談が厳しい状態です。

そのような中ではビジネスチャットを中心として連絡を取ると良いでしょう。

コロナが収束した後は、いままでの電話や対面相談とビジネスチャットを組み合わせた方法に切り替えていくのではないでしょうか。

３．中小企業におすすめは国産で使いやすいChatwork（チャットワーク）

ビジネスチャットは数多くありますが、中小企業におすすめなのはChatwork（チャットワーク）です。

理由としては「国産メーカー」であることと「国内シェアに強み」があることが挙げられます。

国産ですので画面が見やすく、また余計な機能がないので分かり易い設計になっています。

ＩＴへの理解度が低い従業員でも少し使えば理解できる可能性は高いと思います。

また海外との取引がなければ、国内シェアに強みがあるツールの方が良いでしょう。

４．おわりに

これからも中小企業の実務の現場を考えたＤＸを紹介していきます。

税理士法人ＴＯＳ佐々木会計は、会計・税務だけでなく中小企業のバックオフィスの効率化にも協力したいと考えております。

今回の内容に少しでも興味がありましたら税理士法人ＴＯＳ佐々木会計までお問い合わせください。