「三寒四温」
多少時期のずれはありますが、昔の人はよく言いあてたもので、4月は本当に寒暖の差が激しかったですね。
特に、後半は夜の気温が1桁というとても寒い日もありました。
目まぐるしい気温の変化で体調を崩してしまった方も多かったようですが、皆様は大丈夫でしたか。
私も季節の変わり目は体調を崩しやすいので特に注意をしているのですが、快適に生活するためには気温に限らず、さまざまな変化への順応というのはとても大事なものです。
今年も、税務の世界では税制改正が行われさまざまな税制が変化します。
そこで、今回のコラムでは新しい税制に適切に順応していただくために、2013年度税制改正のポイントについてお知らせしたいと思います。
■ 2013年度税制改正のポイント
2013年度の税制改正大綱に盛り込まれた改正の主なポイントは以下の通りです。
1:消費税
2015年10月に消費税率を10%引き上げる時に、食料品などの生活必需品の税率を抑える軽減税率の導入を目指す。
2:所得税
所得税の最高税率を課税所得4,000万円超を対象に40%から45%まで引き上げる。
3:相続税
相続税の最高税率を50%から55%まで引き上げ、基礎控除額を4割縮小する。
4:住宅ローン減税
住宅ローン減税を4年間延長する。
住宅ローンの減税額を20万円から40万円に倍増し、中低所得者には現金支給も実施する。
5:贈与税
祖父母が孫(30歳未満に限る)に教育資金をまとめて贈与する場合は1,500万円までは非課税となる。
6:法人税
従業員の給与を前年度に比べ5%以上増やした場合に増加した給与額の10%分を税額控除できる制度を創設する。
7:事業承継税制
中小企業の非上場株式を後継者が相続、贈与で取得した場合には納税を猶予する事業承継税制を拡充する。
これらの改正には、適用要件があるものがありますので十分に注意してください。
以上が、2013年度税制改正のポイントについてのお知らせです。
ところで、先日知人の定年退職を祝う会に参加いたしました。
定年退職は、本人にとっても、また、ご家族にとっても大きな環境の変化をもたらします。
幸いな事に、知人は早朝のラジオ体操やボランティア活動など、充実した新しい毎日を送っているため、ストレスの心配は無さそうで安心いたしました。
しかし、ストレスというのは誰もが感じるものですので、上手く付き合っていきたいものです。
最近、ストレス解消法としてこんな面白い情報を見つけましたので皆様にもご紹介します。
ストレス解消にはストレス(STRESS)という綴りの頭文字をとった以下の要素が効果的だそうです。
・Sports:運動
・Travel:旅行
・Recreation:遊ぶ
・Eating:食事
・Singing:歌う
・Smaile:笑顔
最後に、4月は気温の変化だけでなく、入学、進級、新体制と色々な環境の変化がある時期です。
環境の変化にいかに上手く適応するかということは、充実した毎日を過ごすためにもとても重要なことです。
今回のコラムについて詳細を知りたい方は、お気軽に当事務所までご連絡ください。
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