あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
本年も、コラムを通して皆様のお役に立てる情報を配信していきたいと思っておりますので何卒よろしくお願いいたします。
昨年末には総選挙が行われ、政治の世界も一新しましたね。
総選挙の主な争点として景気回復、年金、教育、復興支援などがありましたが、特に注目を集めた原発問題に関しては政治理念のこだわりや選挙対策としての政党間でのすり合わせなどにより、党の主張が途中で変わる政党もありました。
しかし、被災地の現実は、現在も行方不明者の捜索が行われ、仮設住宅などで避難生活を続ける人は約32万人、原発事故で県内外に非難している人は約16万人にも及ぶそうです。
また、原発対策ばかり目が行きがちですが、実際に避難生活を送っている方が最も困っているのは、雇用不足などにより生活が不安定になることなのです。
新たな政権では、そういった現場の生の声を確実に解決していって欲しいと期待します。
話は税務に変わりますが、早速、来月2月には確定申告が始まります。
総選挙のバタバタのように慌てず、ゆとりを持って前もって準備することをお勧めいたします。
そこで、今回のコラムでは確定申告のうち税金が戻ってくる申告についてお知らせいたします。
■ 税金が戻ってくる申告
確定申告は、サラリーマンなどの会社勤めの方には無関係と思われがちですが、申告をすることで税金が戻ってくる場合があるので注意が必要です。
下記に該当する方は、税金が戻ってくる可能性があります。
・昨年1年間で支払った医療費が10万円を超えた方
※本人だけではなく家族全員の医療費を合計することも可能
・特定のマイホームを購入して住宅ローンがある方
・保険料の年末調整を忘れた方
・会社を中途退職した方
・年末調整の後に家族が増えた方
・特定の寄付をされた方
・災害や盗難などで資産に損害を受けた方
・ゴルフ会員権などの売却で譲渡損が生じた方
■ 申告書の提出先
申告書の提出先は、提出時の納税地(住所地、居所地など)を所轄する税務署です。
以上が、確定申告のうち税金が戻ってくる申告についてのお知らせです。
ところで、先日、家の庭にカマキリがいるのに気づきました。
この時期にカマキリがいることに驚き少し観察していると、生きるために必死に日向の方へと少しずつ歩いているのです。
小さな生命が生きるために力強く歩いている姿に、私は思わず感動してしまいました。
日本の未来も、このカマキリのように少しずつでも明るい日向に向け進んで欲しいと願っています。
最後に、私も微力ながら皆様が明るい未来へ進んでいくためのお役に立てるよう、税務を通じて貢献すべく尽力してまいります。
本年も佐々木哲夫税理士事務所を何卒よろしくお願い申し上げます。
今回のコラムについて詳細を知りたい方は、お気軽に当事務所までご連絡ください。
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