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税務を取り巻く環境は、年々大きな変化を見せています。 このコラムでは、世の中の動きをプロの視点から できるだけ分かりやすく解説していきたいと思います。
7月号
太陽光発電設備の設置による税の控除

最近、暑い日が続き夏はすぐそこだと感じるようになりましたね。

今年の夏は、記録的だった昨夏のような猛暑ほどではないながらも暑い夏になると予想されているようです。

節電を心がけ夏の電力不足危機を皆様と一緒に乗り切りたいと思います。

さて、今回のコラムでは太陽光発電設備の設置による税の控除についてご紹介したいと思います。

ちなみに、太陽光発電設備の設置に関する制度には一般の個人向けの制度と事業者などの法人向けの制度がありますが、今回は個人向けの制度の紹介になります。

太陽光発電を設置することで税の控除が認められる制度には以下の2つがあります。

なお、2つの制度には違いがあるので注意が必要です。

1、省エネ改修工事をした場合の住宅特定改修特別税額控除

まず1つ目の制度ですが、この制度については以前にもお話ししましたが、以下に挙げる特定の省エネ改修工事と併せて太陽光発電設備を設置する場合に控除が認められます。

① 窓の断熱改修工事である
② ①と併せて行う床の断熱改修工事である
③ ①と併せて行う天井の断熱改修工事である
④ ①と併せて行う壁の断熱改修工事である

2、住宅借入金等特別控除

次に2つ目の制度ですが、この制度は以下のような住宅を新しく購入する場合に控除が認められます。

① 住宅新築の際に太陽光発電設備を設置
② 太陽光発電設備が設置された既存住宅の購入

つまり、1の制度は「窓や床などの省エネ工事と一緒に太陽光発電設備を設置する省エネ改修工事の場合」、2の制度は「窓や床などの省エネ工事と一緒でなくても良く住宅を新たに購入する場合」に控除が認められるという点に注意してください。

私も、まずはこまめな消灯など身近な節電対策から実施しております。

そして、今後も電力に限らず無駄をなくし節約を心がけたいと思っています。

今回ご紹介した制度について詳細を知りたい方は、お気軽に当事務所までご連絡ください。

2011/07/01
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