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税務を取り巻く環境は、年々大きな変化を見せています。 このコラムでは、世の中の動きをプロの視点から できるだけ分かりやすく解説していきたいと思います。
2月号
平成29年度分確定申告について

東京の人ほど東京タワーへ行かない。

そのような迷信のような言葉もありますが、私は東京の人でも東京タワーでもありませんが、先日、初めてスカイツリーへ登る機会がありました。

平日で修学旅行生も多かったのですが、おそらく初めてであろう東京観光とスカイツリーからの絶景を楽しみながら学生たちが口々に「やばい」と言いながら興奮していることにふと気づいたのです。

そして、私はその姿を横目で見ながら少し考えた末、以前テレビでやっていた今時の若い人が良い意味で使う「やばい」なのだと理解したのでした。

元来「やばい」という言葉は、危険など悪い意味で使われる言葉でしたが、先月出版された最新バージョンの広辞苑では良い意味で「美味しい時」「素晴らしい時」にも使われているため「のめり込みそうである」との語釈がついたそうです。

言葉は時代と共に変化していく生き物と言われますが、広辞苑ではただ単に流行した言葉を掲載するのではなく、本当に言葉が広く定着したと判断してから辞書に載せるそうです。

また、常にアンテナを張り巡らせて新たに生れる掲載候補の言葉として約10万語という膨大な言葉や情報を日々収集しているという努力と収集力に私は感服しました。

さて、時代と共に変化するのは言葉だけではなく、税務の集大成でもある確定申告でも変更点がありました。

そこで、今回のコラムでは今回のコラムでは平成29年度分確定申告についてお伝えいたします。

■ 平成29年度分確定申告の主な変更点

1、医療費控除の領収書が不要

これまで医療費控除は、医療費の領収書を確定申告書に添付するか窓口で提示する必要がありました。

しかし、今年度から領収書の添付が不要となり、代わりに「医療費控除の明細書」を作成して添付することになりました。

なお、医療費の領収書等は5年間保存する必要があり、2017年分(平成29年分)から2019年分(平成31年分)までの確定申告については、従来どおりの領収書の添付や提示することもできます。

2、セルフメディケーション税制の創設

従来の医療費控除は、支払った医療費が10万円を超えた部分が控除の対象となっていましたが、医療費控除の特例としてセルフメディケーション税制が創設されました。

定期健康診断などを受けている人が、2017年1月1日以降に市販薬のうち医療用から転用された特定成分を含む医薬品を年間1万2000円を超えて購入した際に、1万2000円を超えた部分の金額(上限金額:8万8000円)について所得控除を受けることができるようになりました。

ただし、従来の医療費控除制度とセルフメディケーション税制を同時に利用することはできず、どちらか選択することになりますので注意してください。

3、e-Taxは添付種類がPDF形式で送信可能

e-Taxで確定申告をする場合、従来は申告書に添付が必要な書類は別途郵送で送付するか、記載内容を入力して送信する必要がありました。

しかし、今年度からスキャナなどで読み取って作成したPDF形式のイメージデータを送信することができるようになりました。

ただし、電子データにより提出が可能な添付書類など、PDF形式での提出ができない書類もあるので注意してください。

■ 確定申告が必要な主な方

・各種の所得金額が所得控除の合計額を超え、その超えた額に対する税額が配当控除額を超える方

・給与収入が2,000万円を超える方

・給与を1ヶ所から受けていて、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円を超える方

・給与を2ヶ所以上から受けていて、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)との合計額が20万円を超える方

なお、国税庁ホームページでは、確定申告に関する特集ページが開設されています。

特集ページでは、確定申告の基本情報や様式のダウンロードなどができます。

・国税庁の確定申告特集ページ

http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/index.htm

以上が、平成29年度分確定申告についてです。

今回のコラムを書いている途中で、自分が若い頃にも「ナウい」などの若者言葉があったとふと懐かしい気持ちになりました。

「ナウい」という言葉は広辞苑にも掲載されていますが、現在ではほぼ使われることのない言葉で、若い方の中には知らない方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、「ナウい」など現在では使われなくなった言葉であっても広辞苑から削除することは絶対にないと担当者の方は言い切っています。

それは、広辞苑の確固たる言葉や情報の収集力を基に、本当に将来のことを見据え自信を持って後世へ残すべきものとして掲載する言葉を選択しているからだと私は感じました。

ところで、当事務所も平成30年1月より税理士法人へ組織変更を行い、事務所名称も「税理士法人 TOS佐々木会計」に変わりました。

今後も時代の流れに柔軟に対応できるよう最新の情報や状況に常にアンテナを張りつつ会計事務所として日々変化しながら、皆様の明るい将来を見据えたお手伝いができるようより一層努力してまいります。

そして、若い世代の方から良い意味で「やばい」と言われる事務所を目指します。

今回のコラムについて詳細を知りたい方は、お気軽に当事務所までご連絡ください。

2018/02/01
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