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税務を取り巻く環境は、年々大きな変化を見せています。 このコラムでは、世の中の動きをプロの視点から できるだけ分かりやすく解説していきたいと思います。
3月号
特定口座と確定申告について

皆様は、最近新幹線に乗ろうと思った際に何か気づいたことはありませんか?

私もニュースの記事を見るまで気づかなかったのですが、駅で新幹線乗り場を案内するための新幹線のイラストが変わりつつあるのです。

団子鼻の昔ながらの新幹線のイラストから、アヒルの口ばしのような最近の新幹線のイラストになってきているそうです。

団子鼻の新幹線といえば、我々の世代のイメージは夢の超特急、高度経済成長の象徴の一つですよね。

その団子鼻の新幹線のイラストがなくなってしまうのは、何だか寂しいものです。

ところで、高度経済成長の主な要因の一つに、株式投資がありました。

当時は、株の価格がどんどん上がっていくので、多くの人が株に投資をしました。

ところが、現在では個人による株式の直接保有額が低くなっています。

その理由は、景気や株価の問題だけではなく、個人の株式投資を支援する制度が少ないからとも言われています。

そこで、今回のコラムでは、個人投資家の申告・納税手続きを簡素化するための制度である特定口座と確定申告ついてお知らせいたします。

■ 特定口座について

特定口座とは、証券会社が株を取引する為だけに用意した口座のことです。

株取引時に特定口座を利用することで、確定申告が不要になる場合があります。

■ 源泉徴収について

特定口座を開設する際に源泉徴収「あり」と「なし」を選択することになります。

これら2つの違いは、以下のとおりです。

【 源泉徴収あり 】

確定申告:必要なし

納税:売却益を得る度に証券会社が徴収し、証券会社が代理で税務署に税金を納める

【 源泉徴収なし 】

確定申告:年間の売却益が20万円を超えた場合に必要

納税:年間の売却益が20万円を超えた場合は、自分で確定申告を行う

年間20万円以下の売却益の場合は、「源泉徴収あり」だと売却益を得る度に税金分が先に引かれるので、投資金額が減っていくことになります。

ただし、利益を出した分の税金は引かれますが、最終的には損失を出した分と相殺され、余分に納税した税金は還付されて戻ってきます。

■ 年間で損失が出た場合について

年間で損失が出た場合「源泉徴収あり」でも「源泉徴収なし」でも確定申告をすることで節税対策になります。

確定申告は必須ではありませんが、確定申告をした場合は損失を翌年度以降に繰り越すことが可能になります。

株式投資を初めて行う方は、確定申告の必要がなく所得税など税金を気にせずに取り引きできる「特定口座で源泉徴収あり」を選択するのをお勧めします。

以上が、特定口座と確定申告についてです。

また、個人の株式投資を支援する制度としまして、NISAがございます。

NISAについての詳細は、「2013年7月号」をご覧ください。

今年は、戦後70年という節目の時期でもあります。

戦後から70年が経ちましたが、今の素敵な日本があるのも、陰で戦後復興を頑張り、高度経済成長を遂げた方々がいたからです。

今は世界的な不況で苦しい時ですが、子供たちの世代に素敵な日本を繋ぐためにも、先代の頑張りに負けない様みんなで頑張りましょう。

今回のコラムについて詳細を知りたい方は、お気軽に当事務所までご連絡ください。

2015/03/01
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